児童発達支援・放課後等デイサービスHERO

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2021.10.21児童発達支援・放課後等デイサービスガイドラインは語る②

こんにちは✨KIDS SPACE HERO です❗

オープンから半月、晴れた日には色々な公園へ行ったり、町探検をして楽しんでいます♪外の世界へ出ることで、地域の人や物と触れ合ったり、季節や自然を感じることができますね😁🍂

私たち児童発達支援事業所・放課後等デイサービス事業所は、厚生労働省策定のガイドラインの内容を踏まえつつ、創意工夫を図り、支援の質の向上に努めることが求められています。今回も、写真と一緒にガイドラインの該当する箇所を抜粋してご紹介したいと思います。

★屋外遊びを豊かにするため、屋外遊技場の設置や、学校と連携して校庭等を利用したり、近隣の児童遊園・公園等を有効に活用することが望ましい。【放課後等デイサービスガイドライン 適切な設備等の整備】

★児童発達支援の環境には、児童発達支援に携わる職員や子ども等の人的環境、施設や遊具等の物的環境、更には自然や社会の事象等がある。児童発達支援センター等は、こうした人、物、場等の環境が相互に関連し合い、子どもの生活が豊かなものとなるよう、次の事項に留意しつつ、計画的に環境を構築し、工夫して児童発達支援を行わなければならない。
ア)子ども自らが環境に関わり、自発的に活動し、様々な経験を積んでいくことができるよう配慮すること。
イ)子どもの活動が豊かに展開されるよう、児童発達支援センター等の設備や環境を整え、児童発達支援センター等の保健的環境や安全の確保等に努めること。
ウ )子どもが生活する空間は、温かな親しみとくつろぎの場となるとともに、障害の特性を踏まえ、時間や空間を本人にわかりやすく構造化した環境の中で、生き生きと活動できる場となるように配慮すること。
エ)子どもが人と関わる力を育てていくため、子ども自らが周囲の子どもや大人と関わっていくことができる環境を整えること。【児童発達支援の環境】

オニごっこしよう!

お友達を誘って、オニごっこが始まりました🏃‍♂️➰

★放課後等デイサービスでは、子どもの発達過程や障害種別、障害特性を理解している者による発達支援を通じて、子どもが他者との信頼関係の形成を経験できることが必要であり、この経験を起点として、友達とともに過ごすことの心地よさや楽しさを味わうことで、人と関わることへの関心が育ち、コミュニケーションをとることの楽しさを感じることができるように支援する。また、友達と関わることにより、葛藤を調整する力や、主張する力、折り合いをつける力が育つことを期待して支援する。【放課後等デイサービスガイドライン 1総則】

★日常生活に必要な動作の基本となる姿勢保持や上肢・下肢の運動・動作の改善及び習得、関節の拘縮や変形の予防、筋力の維持・強化を図る。【児童発達支援の内容】

★周囲に子どもがいても無関心である一人遊びの状態から並行遊びを行い、大人が介入して行う連合的な遊び、役割分担したりルールを守って遊ぶ協同遊びを通して、徐々に社会性の発達を支援する。【児童発達支援ガイドライン 一人遊びから協同遊びへの支援】

★子どもが自発的、意欲的に関われるような環境を構成し、子どもの主体的な活動や子ども相互の関わりを大切にすること。【児童発達支援の方法】

お友達と関わることに慎重だった子も、すすんでお友達のそばへ行って関わりを持とうとする姿が見られ、この姿を早く保護者さまへお伝えしたいと胸がいっぱいになりました😊🌈

引き続き、ガイドラインを参考に支援の質の向上に努めていきたいと思います。

 

担当*中馬