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2021.09.30児童発達支援・放課後等デイサービスガイドラインは語る①

皆さん、こんにちは!

オープン2日前にして、ようやくホワイトボードの取り付けが完了しました!

私たち児童発達支援事業所・放課後等デイサービス事業所は、厚生労働省策定のガイドラインの内容を踏まえつつ、創意工夫を図り、支援の質の向上に努めることが求められています。今回は、写真の施設環境が、ガイドラインのどの部分にあたるのか抜粋してご紹介したいと思います。

★子どもが生活する空間は、温かな親しみとくつろぎの場となるとともに、障害の特性を踏まえ、時間や空間を本人にわかりやすく構造化した環境の中で、生き生きと活動できる場となるように配慮すること。【総則 3児童発達支援の役割 (3)児童発達支援の環境】

★放課後等デイサービス事業所は、放課後等デイサービスを提供するための設備及び備品を適切に備えた場所である必要がある。様々な障害のある子どもが安全に安心して過ごすことができるようバリアフリー化や情報伝達への配慮等、個々の子どもの態様に応じた工夫が必要である。【放課後等デイサービスガイドライン (1)子どものニーズに応じた適切な支援の提供と支援の質の向上】

★視覚、聴覚、触覚等の感覚を十分活用して、必要な情報を収集して認知機能の発達を促す支援を行う。【児童発達支援の提供すべき支援 (1)発達支援(ウ)認知・行動】

★各種の文字・記号、絵カード、機器等のコミュニケーション手段を適切に選択、活用し、環境の理解と意思の伝達が円滑にできるよう支援する。【児童発達支援の提供すべき支援 (1)発達支援(エ)言語・コミュニケーション】

★集団に参加するための手順やルールを理解し、遊びや集団活動に参加できるよう支援する。【児童発達支援の提供すべき支援 (1)発達支援(オ)人間関係・社会性】

★発達障害のある子どもに対しては、予定等の見通しをわかりやすくしたり、感覚の特性(感覚の過敏や鈍麻)に留意し、安心できる環境づくりが必要である。また、具体的又は視覚的な手段を用いながら、活動や場面の理解ができるようにすることや、人とかかわる際の具体的な方法や手段を身に付けることが必要である。【児童発達支援の提供すべき支援 (1)発達支援 イ移行支援】

HEROでも定期的にガイドラインを振り返りながら、支援の質の向上に努めていきたいと思います(^^)

 

担当*中馬